コンセプト

 

はたらくことで、しあわせになる。

障がいがあろうと、無かろうと、人の役に立つ事、人から褒められて認められる事、人から必要とされる事、これこそが、働く事で得られるものであり、人の幸せではないかと感じています。障がいがある事で、働きたいのに、仕事が続かない、会社になじめない、自分の想いをうまく相手に伝えられない等、悩んでいませんか?働きづらい、仕事が続かないなどの悩みを抱えた人が、ここみらいでは自分の未来のために働いています。障がいがあっても、あたりまえに働ける。みんなが安心して働ける。お互いを思いやって働ける。そんな環境を「ここみらい」は創りたい。1人1人の想いに向き合い、どうしたら働けるのかを一緒に考えていきます。

〇私たちは、障がいがあり働きにくい人に、働く幸せ、喜びを感じてもらい、
支援を受ける側から支援する側(※納税する側)となる事で、自立を目指す。
それと共に、障がいのある方が自分らしく生き生きと働くことで、この街を元気にしたい!

ここみらいは、利用者様の特性や、各個人のペースに合わせた就労プログラムを基に支援しています。ここみらいは、就労サポートの場所であり、皆さんが目指すは一般就労をして
今よりもっと幸せになることです!

〜企業理念〜

誰もが地域社会の一員としてお互いを認め合い、生き生きと働けることで、
地域はもっと素敵で豊かな社会へ発展すると信じています。
その為に、私たちは障がいのあるひとりひとりの特性に合わせた自立、就労への支援を行い、
能力を生かして働ける場所を広げ、障がい者雇用の発展と共に、地域社会の発展を目指します。

〜ここみらいの支援方針〜

〇私たちは、利用者様がその人らしく、生き生きと一般企業で働けることを目標に、利用者様の強み(得意・好き・個性)を生かし、出来ることをもっと(正確に、早く、1人で)できるように支援します。

〇私たちは、利用者様に対し、心身ともに安心して働ける、成長し合える場所を提供します。目標に向かってチャレンジするということは、成長につながる大切な一歩であり、利用者様が日々チャレンジし成長できるよう支援します。

〇私たちは、利用者様に合わせた働き方の工夫を常に考え、利用者様の引き出せていない能力を引き出し、仕事でその能力を発揮できるよう働きがいのある仕事を提供します。

なぜこの事業をはじめたか。

私が運営する屋根工事会社に待望の若手職人見習いが入社しました。彼は、仕事熱心でいつも真剣に業務に取り組んでくれ、同期で入った同僚達の中でも特に落ち着きがあり、周りも認める優秀な人材でした。
その彼が、ある日、現場で屋根から転落してしまった。命は助かったものの、車椅子での生活を余儀なくされてしまいました。私は病院のお見舞いに行く度に、よくなっているだろうか、よくなっていてくれと、願いながら訪れましたが、行くたびに厳しい現実を突きつけられました。ついに、彼は自分の足で歩くことができなくなってしまいました。それでも彼は、この会社で働きたいと言ってくれたのです。しかし、職人として屋根には上がれない。車椅子でも、彼の能力を活かして働ける業務がないか?現場は難しいが、事務所での業務ならできるかもしれない!
会社の事務所で車いすに乗った彼と、この通路は通れるか、この段差は大丈夫か、どうしたら動きやすいか、色々考えました。でもうちの事務所は小さいし、通路は狭く、よく見ると車いすでは厳しい段差が多々ある。色々と試行錯誤してみるものの、車椅子で働ける環境が整ってなくて、
物理的にかなり厳しく、一体どうすれば彼がこの会社で働けるのか、見いだせずにいました。
そして、しばらくして、彼は職人としての道を諦め、退職しました。

彼は、私の会社に希望を持って入社してくれたと言うのに、障がいを持つ身にさせてしまった。彼や奥さんは、本人の責任ですからと、表向きには笑顔で接してくれたが、先行きが見えず、とてつもなく不安だったろうし、彼の今後を考えると、後悔と申し訳ない想いで、胸が締め付けられました。
どこか遠くに感じていた、障がい。このことがあってから、『障がい』というものが私にとってぐっと近く頭から離れないものとなりました。

障がいがあっても、あたりまえに働ける場所を創りたい。
この想いが漠然と芽生え、私なりに出来る事があるんじゃないか。

そして、障がいのある個人個人(ひとりひとり)の未来のために、
貢献できればという想いを込めて、就労継続支援A型事業所『ここみらい』を立ち上げました。

代表理事 大力 章平

PAGE TOP